初のハワイ家族旅行に挑んだ僕たち家族が宿泊したのがヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートでした。
このページではそんなヒルトン・ハワイアンビレッジの紹介をしたいと思います。
海外旅行初心者・ハワイ初心者が、同じように初心者の方に向けて書きますので、上級者の方には何の利益にもならない記事になっているかと思いますがご了承ください(汗)
空港からホテルまで
今回はHISにてホテルと航空券を手配しましたので、そのついでに空港〜ホテル間の往復の送迎バス（乗り合いタイプ）をオプションで付けました。
ハワイの土地勘が全くなかった我々なのでヒルトン・ハワイアンビレッジに到着しても全く気付かないのはもちろん、運転手さんが「ヒルトン！」と言って呼びかけてくださったのですが、現地の方の発音だと「ヒルトン」と言うより「オータン」に聞こえまして、僕は「ここが（ニュー）オータニか〜」なんて考えておりました。
チェックイン
ヒルトン・ハワイアンビレッジには敷地内に多くのホテル棟があります。
個人手配や、旅行会社手配でもホテル棟の指定をしている場合は直接その棟のチェックインカウンターに向かうらしいのですが、僕らは指定をしていなかったのでメインロビーでチェックインの手続きをします。
他の方々のブログでも書かれていましたが、噂通りメインロビーは数多くのお客さんで行列を作っています…(汗)
僕はヒルトン・オナーズ VISAカードを持っていたので、ヒルトン・オナーズ（ヒルトン会員）専用のチェックイン・レーンに並びました。他の列よりは多少空いているかな？くらいの列の長さでした。
ロビーでの手続きですが、日本語の会話のみではありませんが、基本的には多少の英単語を並べればOKなレベルです。さすがハワイ！
手続きをしているとプラス＄50でアーリーチェックインが可能との事だったので、子供もいる事ですし迷わずにお願いをしました。
また、ヒルトン・オナーズ VISAカードの特典としてヒルトン・オナーズのゴールド・ステータスになっているのでオーシャンビューの部屋への無料アップグレードもご提案頂きましたが、子供がいて朝から晩まで外出をするため部屋からの景色は二の次でしたので遠慮をしました。
夫婦お2人での宿泊で半日〜1日のんびりラナイ（ベランダ）で過ごすような方々にその部屋が巡れば良いかと思いまして。
なお、通常この部屋の無料アップグレードの特典はヒルトンのサイトから直接予約をしないとゴールド・ステータスのヒルトン・オナーズでも特典を受けられないのですが、今回はスタッフさんがお気遣いくださりアップグレードの打診を頂けたようです。
タパ・タワー
我々が宿泊したのはタパ・タワー。
ヒルトン・ハワイアンビレッジの敷地の中では中央からやや北東側に位置するホテル棟です。
部屋の窓から見える景色は西向きでした。
イリカイホテルが良く見え、少し覗き込むと敷地内のラグーンを見る事のできる眺望です。
今回はダブルベッドの2ベッド仕様の部屋でしたが、タパ・タワーには3ベッドの部屋もあるようなので、今度来る時には是非そちらに泊まりたいと思いました。
携帯の電波状況
イモトのWi-Fiは敷地内どこでも良く繋がりました。
一方で、ZIP SIMはラグーン周辺とレインボーバザールのメインロビー寄りで少々電波状況が悪かったです。
チェックアウト
僕らの帰国便は9時の飛行機で、送迎バスが5時50分に到着だったので、5時30分頃にチェックアウトをメインロビーで行いました。さすがにその時間なので混雑はしていませんでした。
ですが、他の方々のブログを拝見すると7時を過ぎた頃からチェックアウトでもメインロビーは大混雑をするとの事だったので、早め早めの行動を心掛けたいですね。
良かった点
では、海外旅行初心者・ハワイ初心者の僕や家族が良かった点を挙げます。
このホテルで良かった！
ワイキキの中心から離れているけど不便な事は皆無！
ヒルトン・ハワイアンビレッジはワイキキの中心街からは少し離れています。通常であれば、これはかなりのマイナス点になるはず。
ところが、ヒルトン・ハワイアンビレッジの敷地内にレストランやバーから、海やプールから、お土産を選ぶのにピッタリのショップから、日用品を買う強い味方のABCストアまで、何でもと言って良いほど揃っているので中心街から離れているから不便だと感じた事は皆無でした。（ルイヴィトンまでありましたよ。）
逆に、敷地内で色々買えるので少しくらい夜遅くになっても安心して（慢心はいけませんが）買い物に行く事ができます。これはハワイ初心者には有難いです！
移動に関しては、ワイキキ中心街方面に行くなら徒歩5分くらいのイリカイホテル前から、アラモアナ・ショッピングセンター方面に行くならホテル敷地北側のカリア通りから、どちらもワイキキトロリーのピンクラインに乗ればすぐに行けます。
ピンクラインはJCBカードを持っていればカードを持っている人・大人もう1人・子供2人までは無料ですので、このトロリーを利用しない手はありません。
日本では巡回バスとして走っていない2F建てのバスは、小さい子供は絶対に好きになりますので、タクシーに乗るよりも子供は喜んでくれました！（にも関わらず無料！）
なお、1回だけワイキキ中心街のロイヤル・ハワイアンセンターから歩いて帰りましたが、その時は金曜日の花火の時で花火を見ながらだったので全く苦にはなりませんでした。6才の子供も楽しそうに歩いていました。
ただ、花火がないと小さい子供がいる場合は途中でダッコになる可能性はありますね(笑) 大人のスピードで徒歩15分〜20分と言ったところでしょうか？
少し遠回りになりますが、ワイキキ中心街からは特に理由がない限りはトロリーで帰ってくるのが無難です。
プールがたくさん！
敷地内にはたくさんのプールがあります。とか書いておきながら、我々家族は子供のリクエストで1回もプールに行きませんでしたが…(笑)
ラグーン（人工の海）
大きく分けるとプールにカテゴライズされるのかもしれませんが、ヒルトン・ハワイアンビレッジの目玉でもあるラグーンはオススメです。
うちの子供は何回か海に行った事があるのですが、ハワイで海デビューを考えている家族は初日はまずこのラグーンで慣らしてみては如何でしょうか？
水は海水でしょっぱいですが、波もなく、遠浅の作りなので安全面でも優れています。（波がないので遠浅の地形が大きく変化する事もありません。）
足場も砂なので痛くありません。（ビーチは岩と砂が混在）
また、ラグーンのカウンターではタオルの他にも様々なグッズを（有料ですが）レンタルできるのでこれも便利です。
僕たち家族はSUPをレンタルして初体験しました！
海も比較的空いている！
また、ホノルルの中心街から離れているので海も比較的空いているようでした。
ちなみに、我々が行ったのは1月2日から数日間だったのですが、各ブログ等で調べると「全然寒くないので海（orプール）に入れます」と言った意見も「寒いので海はやめておいた方が良いです」と言った意見も混在しています。
僕の感想ですが
- 朝と晩は寒くて無理！
- 陽が出ている日中は問題なし！
- ただ水温は低めなので最初に水に入る際は冷たい
- 海やプールから出た際に陽が出ていないと寒いので濡れても良いパーカー等があると良い
と言った具合です。
僕は寒さには強いのでラッシュガードは着ませんでしたし、外国人の皆さんも体温が高いからか殆ど着ていませんでした。日本人を含めたアジア人は結構ラッシュガードを着ている人が多かったです。
タパ・タワーで良かった！
ABCストアに近い
ハワイのコンビニ、我々観光客の強い味方であるABCストアですが、タパ・タワーの1Fにあり、エレベーターから降りて徒歩20〜30秒で行けます。
小腹が空いた時、ビールを1杯飲みたい時、お土産を買い忘れた時、Tシャツが足りない事に気付いた時、日焼けし過ぎて保湿クリームを買いたい時、すぐにABCストアに行けます。
逆に景色が良いと言われるレインボー・タワーやアリィ・タワーからだとABCストアは少し歩く事になります。
他にも色々と近い
タパ・タワーのエレベーターホールは、ヒルトン・ハワイアンビレッジのほぼ中心部分に位置しているので、敷地内のどの施設にも比較的近いです。
上記ではABCストアを名指しで近いと言いましたが、その他の各ショップにも近いですし、ワイキキ・トロリーの乗り場にも出やすいですし、海にもプールにもすぐに行けます。
広大な敷地のほぼ中心部分と言うのが本当に便利です！
悪かった点
逆に、海外旅行初心者・ハワイ初心者の僕や家族が悪かった点を挙げます。
このホテルに改善してほしい点！
洗濯事情が悪い
ヒルトン・ハワイアンビレッジの最大の弱点はここではないでしょうか？
あれだけ広大な敷地を持っており、もはや敷地内で全てのハワイ体験ができてしまうのではないか？とも思える程様々なショップがあるのに、なぜかコインランドリーがありません。
洗濯は、いわゆるランドリーサービスになってしまうので割高ですしね…。
また、お風呂場で洗濯物を手洗いしたとしても（他の部屋は分かりませんが）僕らの部屋には洗濯物を干すための洗濯ロープを引っ掛ける部分もありませんでしたので干すのにも一苦労でした。
ラナイには洗濯物を掛けられる逆U字型のスタンドがあったので、今度行く時には100円ショップで小さめの角ハンガーを買って行こうと思いました。
浮き輪などの無料レンタルはない
妻の情報では他のホテルにはあるらしいのですが、ヒルトン・ハワイアンビレッジでは浮き輪などを無料でレンタルしてくれません。
全て有料でレンタルか、ABCストアなどのショップで購入をする形です。
タパ・タワーに改善してほしい点！
人によっては夜うるさいかも
タパ・タワーの1Fエレベーターホール前にはタパ・バーと呼ばれるオープンスペースのバーがあり、そこでは夜の9時頃まで（金曜日は11時頃まで）ミュージシャンによる生演奏が繰り広げられます。
（かの有名なカクテルブルーハワイはこのバーが発祥と言われているそうです）
その音量が、割と大きな音量でして、僕たちは25Fに宿泊したのですが、その音が少し聞こえてくる程です。
僕たちは1日フルに活動していたので妻も子供も僕もそんな音は関係なく熟睡をしていましたが、眠りが浅い人にはうるさく感じるかもしれません。
また、より下のフロアだとどの程度音量が大きく聞こえるのかも何とも言えません。
トイレットペーパーの位置
これは部屋によりけりかもしれませんし、逆にタパ・タワーに限らず他の棟でも同じなのかもしれませんが、便座からトイレットペーパーの位置が遠かったです。
大人は大丈夫ですが子供だとまず届かない距離感で、子供がトイレに入って「ママー！大変！トイレットペーパー届かない！」と叫んでいました。
その他
他にも気付いた事を書いていきますと、まず敷地が広大なので到着した日は散策がてら敷地内を歩いて、だいたいの敷地の地図を頭に入れるのが良いと思います。
明るいうちに、翌日以降に乗るであろうワイキキトロリーの乗降場所をチェックしてみるのも良いかもしれません。
また、僕はタバコを吸わないのですが、喫煙者には敷地内に喫煙所があるのも有難いのではないでしょうか？
ハワイでは室内での喫煙は全面的に禁止されています。ラナイでの喫煙も禁止です。
ホテルによっては敷地内に喫煙所がないホテルもあると聞きますので、喫煙者にとってもオススメのホテルだと思います。
場所はダイヤモンドヘッド・タワーとアリィ・タワーの間です。すぐそこは敷地外の場所となるので（そう言う所でないと喫煙所が作れない法律）、あまり深夜には行きたくないですね。
最後に…また行きたいか？
繰り返しになりますが、本当に広い敷地なので、こんな偉そうにブログ記事を書いていますが、全体の半分も把握しきれないまま帰国しました。
また行きたいか？と聞かれたら、二つ返事でYes！と答えます。
子供連れには海やラグーンがあるのは本当に有難いですし、トロリーを使えばワイキキ中心街やアラモアナ・ショッピングセンターにもすぐに行けますし、何より敷地内にたくさんのお店があるのでハワイ初心者には心強いです。
